岡田敏氏の作品
僕の尊敬する作家である岡田敏氏が亡くなったとの訃報。詰パラでは700回の驚異的な入選数を誇り、他誌も合わせるとその創作数は計り知れません。御高齢ながらも、作品の質は衰えることなく、2009年1月には中学校で平均2.81点の傑作も発表されていました。
今日は岡田氏の作品から僕が好きな2作を紹介します。
将棋ジャーナル昭和60年12月
盤面9枚の好形から、攻方馬の華麗な動きが繰り出されます。収束もその馬を捨てて透かし詰。詰上りに加勢している3枚の駒はいずれも初形ではその影がありません。氏の逆算の腕を垣間見ることができます。
将棋ジャーナル昭和61年6月
盤面10枚の何気ない実戦型。ここから5度の飛翻弄が飛び出します。手筋物を組み合わせて新しいものが出来上がる見本だと思います。これも逆算でしょうが、手馴れた技を感じます。
ほんのちょっとだけ改作。この機会に公開しておきます。

僕も逆算中心の創作なので、岡田氏から学ぶところがたくさんありそうです。本作でも、収束の数手が実にきれいな作りになっていますね。
偉大な作家のご冥福をお祈りします。
今日は岡田氏の作品から僕が好きな2作を紹介します。
将棋ジャーナル昭和60年12月
盤面9枚の好形から、攻方馬の華麗な動きが繰り出されます。収束もその馬を捨てて透かし詰。詰上りに加勢している3枚の駒はいずれも初形ではその影がありません。氏の逆算の腕を垣間見ることができます。
将棋ジャーナル昭和61年6月
盤面10枚の何気ない実戦型。ここから5度の飛翻弄が飛び出します。手筋物を組み合わせて新しいものが出来上がる見本だと思います。これも逆算でしょうが、手馴れた技を感じます。
ほんのちょっとだけ改作。この機会に公開しておきます。

僕も逆算中心の創作なので、岡田氏から学ぶところがたくさんありそうです。本作でも、収束の数手が実にきれいな作りになっていますね。
偉大な作家のご冥福をお祈りします。